ほわいとぼーど

ぷろぐらまのメモ帳

JTF2013[2013/07/13 (Sat.)]に参加してきました。

http://www.techfesta.jp/p/program-2.html
http://togetter.com/li/533842

何の略だろうと思ってたらJuly Tech Festaだった、Japanじゃないのか、、、
とか何が対象なんだろうとも思ったけどメインはインフラ技術者だったぽい。
聞いたものをソフトウェア技術者側からの視点でザックリ感想。


・Openingトーク
 開催理由としてクラウド環境でインフラのコード化が言われ始めていて、
 インフラ技術者もこれからコードを書かなければならない、、
 そのために意識を変えるためのお祭りを、という趣旨とのこと。
 色々ツールの知見は広まり始めてるので後はユースケースってことで
 こういった開催は増えてくるといいのかもしれない。
 今居る所もまさに導入に向けてドタバタしている途中。


・基調講演 A01: Treasure Dataのクラウド戦略


 
 戦略的な話と技術的な話が織り交ざって結構盛りだくさんでした。
 ・クラウドではサービス実現速度が早くなったが、すぐ後続が来るのでどこにFocusするかが大事。
 ・TDは特に運用の難しいHadoop周りを隠蔽してすぐ使ってもらえるように。
 ・それ以外の部分は結構外部サービスを利用している。
 ・BIツールの部分はまだ手を出してなくて既存に乗れるようにデータ出力できるように先にした。
 どこにFocusしているかがハッキリしているっていうのは使う側からしてもありがたいですよね。
 外部サービスを多数利用しているっていうのは結構反響があったとか。
 外のリソースをもっとうまく利用したらいいのにとはよく思いますね。
 そう簡単に線引きできないということなのだろうか。
 疎結合大事(謎
 
 
・特別講演(遠隔中継) A02: Why Chef?
 ランチしながら通訳でOpscodeの人の講演。
 Chefを使ったことある人には割と馴染みのある説明がほとんどだったと思う。
 英語を直に理解できるかとか試して失敗したので余り覚えてない(汗
 
 
・A10: Jenkinsで始める継続的デリバリーと実践の道程

 
 継続的デリバリーするためにJenkinsを使ったCase Studyの話。
 重要なのはカスタマー視点でサービスが継続的に改善されることに意味がある。
 大規模PJで人手でビルドデプロイには限界が来てJenkinsで定刻デプロイに変えた話とか。
 テストの部分は人手とのことだったので
 運用する際の取り決めのポイントとかあったら聞いてみたいですね。
 カナリアリリースとかドックフーディングみたいな手法がもっと世に浸透してほしい。


・A20: ユーザエクスペリエンス・デザイン・ガイド


 
 製品中心から顧客中心に設計プロセスを変える話。
 そのための手法としてペルソナとかの手法を用いて継続的に評価する。
 アジャイルでありサービスのCIであるといったところでしょうか。
 しかもそれらをわかりやすく可視化されていたので
 非常に説得力のある内容で感心しました。
 失礼な話UXというキーワードには余り食指は動かなかったのですが
 英語カフェが面倒でスルーしてホールに居た結果、得した感じ。


・A30: serverspec: Chef/Puppetと一緒に使うサーバテストのためのテスティングフレームワーク

 Serverspecの情報は普段から拾っていたし最近はずっと触っていたので
 内容的にはよく知っている事の確認でしたが、
 背景等も含めて聞けたのでターゲットがより明確になりました。
 Orchestration層はどうしてるのかと思ってたけど、
 ServerspecはConfiguration層という説明だったので
 そういう風に意識して使い分けるのかなとひとまず理解しました。
 ここの部分はデプロイツール側でも少し悩んでいて
 OrchestrationまでChefでやるかCapistranoかって話とつながりそう。
 管理コストの問題もあるけど、反映漏れも嫌だし境界が難しい。
 
夕方から人と会う用があったので16時で撤退。
 
この時は結構色々聞けたけど広く浅い感じでフーンという感じだったのですが、
7/19の「はじめるDevOps」にも参加した結果、色々と腑に落ちたものも増えて
もう一度見直したほうがいいかもしれないと思いつつ、
とりあえず一旦これで締めくくります(汗