Windosw環境のDocker Toolboxでshared foldersのpermission設定する話
最近、VagrantをDockerに置き換え始めてるのだけど、 以前*1と同じ問題が発生したので対応した。
Docker Toolboxも裏側はVirtualbox + boot2dockerなので基本は一緒なのだが、
Docker Toolxoxだと今のところ設定でどうにかする方法は用意されてなさそうなので、
(前回のmount_optionはあくまでVagrantの機能実装)
作成されたVMを権限変えてマウントしなおす。
docker-machine ssh default "sudo umount c/Users" docker-machine ssh default "sudo mount -t vboxsf -o uid=0,gid=0,fmode=0666,dmode=0777 c/Users /c/Users"
この作業はVMをcreateしたりstop-startする度にやる必要があって、
さすがに面倒だったのでクジラの絵を出してるシェルを適当にハックした。
C:\Program Files\Docker Toolbox\start.sh
この中でVMが存在するかチェックしてcreateする部分と、
VMのstatusをチェックしてstartする部分があるので
if [ $VM_EXISTS_CODE -eq 1 ]; then "${DOCKER_MACHINE}" rm -f "${VM}" &> /dev/null || : rm -rf ~/.docker/machine/machines/"${VM}" (中略) "${DOCKER_MACHINE}" create -d virtualbox "${VM}" fi VM_STATUS="$(${DOCKER_MACHINE} status ${VM} 2>&1)" if [ "${VM_STATUS}" != "Running" ]; then "${DOCKER_MACHINE}" start "${VM}" yes | "${DOCKER_MACHINE}" regenerate-certs "${VM}" fi
この2箇所の後ろに2行ずつ追加すればよい。
"${DOCKER_MACHINE}" ssh "${VM}" "sudo umount /c/Users" "${DOCKER_MACHINE}" ssh "${VM}" "sudo mount -t vboxsf -o uid=0,gid=0,fmode=0666,dmode=0777 c/Users /c/Users"
これで次に起動したりする際には権限を変えてマウントされる。
なお、これはdefault VMの設定なので、自分でcreateした場合には自分で対処する必要がある。
あとDocker Toolboxを更新するときにリセットされそうな気もする。